スマホ・タブレットなどモバイル端末のセキュリティ対策

私達の生活には、スマートフォンをはじめ、ノートパソコン、タブレットなど携帯できる小型の電子機器があふれています。人によってはそれら全てを保持しており、用途に合わせてそれぞれを使いこなしているという人も少なくないでしょう。しかし、問題なのがこれら各機種のセキュリティ対策です。現代社会においてはオンライン、オフライン問わず、あらゆるところにサイバー犯罪者による罠が仕掛けられており、いつ情報漏洩などの被害に遭うかわかりません。これらのモバイル端末を使用する際にサイバー脅威の影響を受けずに安全に保護する方法はあるのでしょうか?今回はスマホやタブレットなどのモバイル端末を快適に利用するために必要なセキュリティ対策について解説します。

モバイル端末の種類とそれぞれの主な用途

21世紀に入ってから一般家庭へのインターネットの普及に伴い、様々なモバイル端末が登場しています。その中でもノートパソコンは、デスクトップ型のパソコンよりも価格が安く、持ち運び可能なことから2000年以降に世界中のパソコン市場の主流となり、Wi-Fiの普及も伴って利用者が増加しました。最近では、働き方の変化によってリモートワーク用として社員にノートパソコンを貸し出す企業も増えています。

そして、2009年にWi-Fiの通信速度がそれまでよりも大幅に高速化したこととスマートフォンの登場によってモバイル端末の利用者数も一気に激増し、その利便性の良さから現在では多くの日本人が保持するようになりました。

また、タブレットに関しても2010年にApple社から発売されたiPad(第1世代)を皮切りに韓国のSamsungなど様々な企業がタブレットを開発し、世に送り出してきました。ノートパソコンとは異なり、タブレットはスマホと同じようにアプリがダウンロード可能だったり、タッチパネルなどの特徴を持っており、主にニュースの閲覧や動画視聴、電子書籍の閲覧等に利用されているだけでなく、近年はカーナビの代用や飲食店のメニュー、学校の授業で利用されているなど様々な分野で活用されています。

モバイル端末に潜む危険性

現在、スマホやタブレットなど多くのモバイル端末が流通し、様々な用途で使用されていますが、それぞれセキュリティ面での課題があるのも事実です。以下では、モバイル端末を使用する際に遭遇する可能性のある危険をまとめました。

フリーWi-Fiはセキュリティ面が脆弱

サイバー犯罪者の多くは、様々な手口を使って私達が使用しているスマホやタブレットの中にある個人情報を盗もうと企てています。特に公共のフリーWi-Fiはセキュリティ面が脆弱なため、サイバー犯罪者がマルウェアなどの罠を仕掛けている可能性が高いので使用する際は注意が必要です。万が一、感染してしまうとモバイル端末内にある個人情報が漏洩してSNSなどオンラインサービスの各アカウントが乗っ取られたり、オンラインバンキングからお金を盗まれてしまう可能性があります。

複数の手口によるフィッシング詐欺

会社の機密情報や個人情報を盗むために悪意のあるウェブサイトにアクセスさせるフィッシング詐欺には注意が必要です。最近はメールだけでなく、SNSのメッセージやオンライン広告にも仕掛けられている場合があります。

モバイル端末自体の盗難

スマホやタブレットは軽くて携帯できるため、カフェや駅など外出先でも気軽に使用できるメリットがありますが高価なため、物理的に盗まれてしまう可能性も十分あります。

物理的にのぞき見される恐れ

スマホやタブレットを自宅以外で利用する場合は、いつ誰がみているかわかりません。カフェや電車に乗っている時など利用する際は、後ろから誰かに覗きこまれて個人情報が漏洩してしまう可能性があります。

知らないうちに端末がサイバー攻撃の踏み台になる

スマホやタブレットにマルウェアが仕込まれているアプリをダウンロードしてしまうと大変です。気付かないうちにモバイル端末が乗っ取られて個人情報を搾取されるだけでなく、勝手に外部から操作されてDDoS攻撃などの踏み台に悪用されてしまう危険性があります。

廃棄されたモバイル端末から個人情報を不正に入手

機種変更などした際に使わなくなった古いスマホやタブレットを廃棄するためにリサイクル業者に引き取ってもらう、または中古品販売店へ売る人が多いです。しかし、それらの端末から個人情報を収集した事件が過去に起きています。

モバイル端末を保護するためのセキュリティ対策

端末内の個人情報が外部に流出しないためには、普段からしっかりとセキュリティ対策を講じることが必要不可欠といえます。以下では、モバイル端末を保護するためのセキュリティ対策をまとめました。

怪しいウェブサイトにはアクセスしない

迷惑メールや面識のないユーザーからのメッセージには悪意のあるウェブサイトのURLが添付されていることがしばしばあります。加えて、アダルトサイトなど怪しいサイトにはマルウェアなどの罠が多数仕掛けられている可能性が高いのでアクセスしないようにしましょう。

OSやアプリは常に最新の状態を維持する

サイバー犯罪者は、主にOSやアプリの脆弱性を狙って攻撃してきます。お使いのスマホやタブレットにインストールしてあるOSやアプリを常に最新の状態にしておくことは、サイバー攻撃を防ぐ重要な要素の1つでもあるので、最新版がリリースされた場合はすぐに更新することを心がけましょう。

アプリをダウンロードする前に一度考えてみる

アプリの中には、マルウェアを含む危険なものも存在します。アプリをダウンロードする際には本当にそのアプリが必要なのか、安全面は問題ないのかをもう一度冷静に考える習慣をつけましょう。

アプリへのアクセス許可する項目に注意

アプリをダウンロードする際は、Google playやApp Storeなど必ず信頼性の高いところからダウンロードすることを心がけてください。そして、アプリへアクセスを許可する項目にも注意しましょう。例えば、天気予報のアプリなのに電話帳へのアクセスを要求してくるなど不審な点がある場合は、すぐに利用をやめましょう。

外で利用する際は常に周囲を確認する

不特定多数の人がいる場所でモバイル端末を利用する際は、画面を盗み見られないように端末にのぞき見防止シールを貼ったり、常に周囲を確認することを忘れないでください。また、トイレなど席を外す時は必ずモバイル端末などの貴重品は携帯するようにしましょう。

信頼性の高い業者に回収してもらう

スマホやタブレットの販売店の中には、端末の回収を行なっているところもあります。このような信頼性の高い販売店に回収してもらうことも端末内の個人情報を盗まれない対策として有効的といえるでしょう。

フリーWi-Fiを使用する際はVPNに接続する

フリーWi-Fiはセキュリティ面が脆弱なので危険ですが、もし緊急時など使用しなければいけない場合はVPN(仮想プライベートネットワーク)へ接続してから使用しましょう。VPNは位置情報を隠し、インターネット通信を暗号化するので、通信内容を外部に知られる心配がありません。

信頼性の高いセキュリティ対策ソフトを導入する

お使いのモバイル端末を保護する最も有効的な対策は、セキュリティ対策ソフトの導入です。現在、様々なソフトがありますが、なかでもマカフィーが提供するマカフィー+は信頼性が高く、多くのユーザーから支持されています。お使いのスマホやタブレットに導入することで上記のVPN機能をはじめ、優れたセキュリティ対策機能が使用でき、より安全性を高めることができます。

まとめ

今回は、スマホやタブレットなどのモバイル端末を安全に利用するためのセキュリティ対策を紹介しました。モバイル端末は場所を問わず様々なことができる大変便利なもので、私達の生活に必要不可欠なものと言っても過言ではありません。しかし、その利便性の良さと比例して様々な危険に遭遇する可能性があるのも事実です。マルウェアに感染して個人情報の漏洩など、サイバー犯罪の被害に遭わないために上記で紹介したセキュリティ対策を普段から実行することをおすすめします。

なかでも信頼性の高いセキュリティ対策ソフトの導入は、端末と端末内の情報を保護するためにより強力な対策といえます。マカフィーが提供するマカフィー+は、想定されるサイバー犯罪を防ぐために様々なセキュリティ対策機能を兼ね備えており、お使いのモバイル端末を総合的に保護することができます。具体的には、ウェブサイトの危険度をクリックする前に知らせてくれる「ウェブ保護機能」やインターネット閲覧中のCookieなどによる追跡をブロックしてくれる「トラッカーリムーバー」、ダーウウェブ上に個人情報(最大60種類)がないかを監視してくれる「ID・個人情報のモニタリング機能」、さらにはサイバー犯罪者に推測されにくい複雑なパスワードを自動生成して保存までしてくれる「パスワード管理機能」などが利用可能です。また、最近はAIによってSMS内の詐欺リンクを検出してくれる「詐欺SMS検知機能」なども利用できるようになりました。

このようにマカフィー+を導入することでオンライン上でのセキュリティ面がより強化されるため、普段からサイバー脅威など気にすることなく、快適なモバイルライフを送ることができるでしょう。

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